知らないことを知るのが大事。仕事を辞めた後に必ずしておく手続きまとめ

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その時は、いつ来るかわからないから。

何よりも知っておくことが大事。

どんなに仕事が好きでも、その仕事を離れなければいけなくなる時は来る。日本はまだまだ終身雇用制度が多いけれど、次のキャリアを求めて、だとか、新しい夢に向かって、だとか、それ以外にも、体を壊して、だとか、肩をたたかれて、だとか、理由は様々だけれど、仕事を離れる時っていうのはやってくるものです。

じゃぁ、次を早く見つけなきゃ。生活のためにも、と焦る気持ちのまま、何も知らないでいたらただただ不安な毎日を過ごすことになるけれど、ちゃんと知っておくことで少し余裕が出来たりするもの。

仕事を辞めた後に必ずしておく手続きのまとめ

昔、仕事をやめた時「よくわからないから」という理由で色々な手続きなどに手をつけなかったせいで、のちのちしんどい思いをしたことがありました。

そういうふうにならないためにも、まずは知っておくことが大事

こういった手続きって、ちゃんと知っておかないと「え、そうだったの?」ということばかりで、情報は向こうから近づいてきてくれないんです。

なので、今回は仕事を辞めた後に必ずしておく手続きについて、自分の経験談を交えながら、まとめてみたいと思います。新しい年になって、新しくスタートを切ろうと考えている人も多いはず。進むためのちょっとした参考になれば嬉しいです。

仕事を辞める前

仕事を辞める理由は、本当に色々あると思います。でも、どんな理由にせよ「仕事を辞める」ということは色んな意味でパワーが必要。辞める直前は引き継ぎや身の回りのことで忙しい毎日を過ごすことにもなるので、「お仕事を辞めようかな」と決めたら、少しずつ準備を始めておきたいところです。

「辞める」と決めたら周囲への配慮はきちんと

法的なことを言えば、2週間前に伝えれば問題ありませんが、でもたった2週間ぽっちじゃぁ、とてもじゃないけど身の回りを整理することなんて出来ないです。

可能であれば3ヶ月前、もし難しければ少なくとも1ヶ月前には退職の意を伝えるようにしたいところ。

退職の意を伝える場合には、「退職願」を作成して提出するのがベスト。この時、「退職届」としないように気をつけてくださいね。

「退職願」と「退職届」の違いはこちらの記事がとてもわかりやすかったです。

もし体を壊してしまったら

フルタイムで働いているほとんどの方が加入している労災保険と雇用保険。「いつもお給料から天引きされてるけど、いつ使うものなのかな」と疑問に思ったことがある方も少なくないのではないでしょうか。

労災保険と雇用保険の違いを把握している人も多くはないと思います。私も、その1人でした。

労災保険

労災保険とは、仕事中や通勤中に事故・災害にあって、ケガをしたり、病気になったり、体に障害が残ったり、死亡した場合などに保障を行う制度のことです。

労災認定について会社と労働者が絶対に知っておくべき6つのこと
労災と認定されるのは、長時間残業による過労を原因とする自殺だけではなく、業務中に怪我をした場合や、仕事が原因で病気になった場合でも、認定される可能性があるのです。労災認定について、会社と労働者が絶対に知っておくべき6つのことを説明します。

こちらはあくまで「仕事が原因でその怪我や病気になってしまった」ことが認められる場合にのみ適応される保険なので、例えば風邪をこじらせて入院してしまった際などは適応になりません。

労働基準監督署がその原因と因果関係をきちんと調査した上で、その事故が「労災」にあたると判断すると「労災認定」され、保険の給付を受けることが出来るようになります。

ただし、会社がその因果関係を認めなければ裁判になりますし、労基署に基準を満たさないと判断されてしまうと、保険の適応はされなくなります。

雇用保険

雇用保険は「失業したら失業手当を受けることが出来る保険」として認知されている保険ですが、それ以外にも、被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給される傷病手当という制度もあるんです。

傷病手当は、

  • 業務外の理由による病気やケガの療養のための休業であること
  • 仕事に就くことが出来ないこと
  • 連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと
  • 休業した期間について給与の支払いがないこと

この条件を満たせば支給されるので、もし体調を崩してしまって仕事を長期で休まなければならなくなってしまったら、申請をしておくことをおすすめします

病気やケガで会社を休んだとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

会社によっては、会社側から傷病手当の制度を教えてくれないところもあるので、自分で書類を準備して申請を出すのが確実。実際、私は自分で主治医にお願いして書類を発行してもらい、書類を全部揃えて会社に申請のお願いをしました。

書類とか面倒くさい…と思いがちですが、仕事が出来ない状態が続く=収入が減るので、ここは確実にやっておきたい手続きです。

仕事を辞めた後

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必要な手続きをとり、バタバタと忙しい毎日を過ごして退職日を迎えた後は、どうしても少し気が抜けてしまうもの。ただし、辞めた後に必ず行っておくべき手続きもいくつかあるので、忘れずに行うようにしましょう。

これを忘れたり、「ま、いっか」と先延ばしにしてしまうと、後々自分の首を絞めてしまうことになってしまいます。

実際、私は初めて退職をした際、これらの手続きを先延ばし先延ばしにしたせいで、生活が苦しくなってしんどい思いをしました。「あぁ、あの時ちゃんと手続きしてれば…」と後悔しても後の祭り。そんなことにならないためにも、必ず手続きしておいてくださいね。

必要な書類を必ず会社から送ってもらう

退職をした後、重要な書類が2つあります。ひとつは、自分が退職したことを証明する「離職票」。もうひとつは、会社で加入していた健康保険を離脱したことを証明する「健康保険離脱証明書」です。

この2つは、本当に重要な書類なので、必ず会社から送ってもらうようにしましょう。(きちんとしている会社であれば、退職して数日〜2,3週間程度で書類が送られてきます)

まずはハローワークへ行こう

難しいことは考えず、とりあえず離職票が届いたらすぐにハローワークへ行きましょう。自分の住民票の登録がある地を管轄しているハローワークに行くことになるので、場所などを事前に調べておくと良いかもしれません。

都道府県労働局(労働基準監督署、公共職業安定所)所在地一覧
都道府県労働局(労働基準監督署、公共職業安定所)の所在地について紹介しています。

管轄のハローワークを探すには、上記のサイトで、

  1. 自分の住所(住民票の登録)がある都道府県をクリック
  2. 公共職業安定所」までスクロール
  3. 公共職業安定所タイトルの右端にある「管轄一覧表」をクリック

と進んでいくと確認することが出来ます。

ハローワークへ持っていくものは、

  • 雇用保険被保険者離職票(1)
  • 雇用保険被保険者離職票(2)
  • 印鑑
  • 写真2枚(縦3cm×横2.5cm)
  • 普通預金通帳
  • マイナンバー確認証明書(マイナンバーカード、通知カード、住民票など)
  • 本人確認証明書(運転免許証、マイナンバーカード、年金手帳など)

ですが、最悪もし忘れてしまっても大丈夫。担当の方から次回持ってくるように伝えられると思うので、その時に対応をしていればOKです。

離職票が届かない時

通常であれば、退職してから2〜3週間で離職票が届くのですが、場合によってはなかなか届かない場合もあります。もし直接確認が取れるのであれば自分で会社に問い合わせてみるのも良いのですが、それはちょっと難しい…という方もいますよね。

そんな時はハローワークで離職票が届かないことを相談してみましょう。ハローワークから会社へ連絡し、発行の状況を確認してくれます。

離職票には載っていない情報を伝えるのも大事

ハローワークに行くと、離職票を元に雇用保険の手続が開始されます。ただし、実際に自分が働いていた頃の状況等は離職票には載っていないことが多いんです。

例えば、残業がとても多かったとか、病気で退職をすることになったということ等。

そういった、離職票には載っていない情報をハローワークで担当の方に伝えるのはとても大事なことです

一般的な自己都合での退職(一身上の都合と言われるものです)では給付制限があるので、手続きしてから支給が開始されるまで約3ヶ月待たなければいけないのですが、場合によっては給付制限無しですぐに支給されることもあるんです。

実際、私の友人は、離職票上では自己都合退職だったので本来であれば3ヶ月待たなければならなかったのですが、労働時間がとても多かったことや時給の条件等を担当者に伝えたところ、給付制限なく失業手当を受給できることになりました。

役所へいくのも忘れずに

ハローワークで手続きが終わると、「雇用保険受給資格者証」というものが発行されます。

これが発行されたら、

  • 雇用保険受給資格
  • 健康保険離脱証明書
  • 本人確認書類(免許証、マイナンバーカード等)
  • 印鑑

を持って役所へ行きましょう。役所での手続きが終われば、一通りの手続きは完了です。

国民健康保険

会社に所属してた頃は、会社で社会保険に入っていたという方が多いと思います。ただし、退職をするとその社会保険からは外れてしまうので、国民健康保険に切り替える手続きをしなくてはいけません。

この切替手続きをする際に、会社から発行された「健康保険離脱証明書」が必要になります。

もし、給付制限無しで失業手当が支給される条件に当てはまっている方であれば保険料が減免される場合もあるので、雇用保険受給資格証を忘れずに見せるようにして下さいね。

国民年金

失業中、年金を収めるのが難しい状況も出てくるかと思います。そんな時は、国民年金の減免申請をしておきましょう。この時にも、雇用保険受給資格が必要になりますので忘れずに

自分に合った働き方を見つける

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新しいことを始めようと思った時に、やっぱり自分に合っているかどうかということを見極めるのはとても大事だと思います。

いくつか自分のことを知るための方法をいくつかご紹介したいと思います。

自分の適性を知る

自分がどんなことを考えているのか、元々どういう性格なのかということは、わかっているようで意外とわかっていなかったりするもの。

エゴグラム

就職支援などでよく使われているのが、このエゴグラム。エゴグラムとは、アメリカの心理学者が創始した「交流分析」という人間関係の心理学理論に基づいて作られた性格診断テストで、転職サイトなどによくある適職診断もこれに基づいているものが多いです。

エゴグラム診断
超性格分析
メンタリストDaiGo-超性格分析-  究極の相性診断

メンタリストDaiGo-超性格分析- 究極の相性診断

IGNIS LTD.posted withアプリーチ

メンタリストのDaiGoさんが監修している超性格分析というのも、とても面白くて参考になりました。

というのも、この性格分析は心理学で一番と言われるほど信頼性の高く、遺伝子検査にも使用されているレベルの性格診断BIG5を使用しているアプリなので、自分がどういうタイプの人なのかということがとても良くわかるようになっています。

操作自体も簡単で、アプリのデザインもオシャレなので、ゲーム感覚で進めることが出来ますよ。

ジョブ・カード

自分の進む道がはっきりしていなくて、何をしたらいいのかわからないという人も少なくないと思います。

ハローワークでは、色々な職業相談やセミナーを無料で受けることが出来るのですが、このジョブカード制度もそのひとつ。これまでの経験や考えをジョブカードに書き出して、自分には何が向いているのか、自分に合った仕事はどういうものなのかということを、専門のキャリアコンサルタントの方とじっくり相談できます。

高いコンサル料を払って相談するのもいいのですが、一度こういった制度を使ってみるのも良いかもしれません。

ジョブ・カード制度総合サイト|厚生労働省
ジョブ・カードは、あなたの職業能力を「見える化」し、キャリア形成に役立てることができるキャリア・プランニングツールです。

職業訓練校に通ってスキルを上げる

「あの職業についてみたいけど、自分にはスキルが足りない」「学校に通いたいけど、金銭的に厳しいし」という方は是非、職業訓練を選択肢のひとつとして考えてみて下さい。

ハローワークが実施している職業訓練は、簡単に言えば「失業手当を受けながら通える、授業料のかからない学校」です。

もちろん、職業訓練を受けるにはいくつかの条件をクリアして試験に合格しなければいけませんが、それでも、チャレンジする価値は大きいと思います。

訓練校は種類も多く、パソコンやCAD、地域によってはwebデザイナーやプログラミング、ネイリスト、アロマセラピストの講座なんかもあったりします。

公共職業訓練のススメ - 資格の王道
日本で取得できる資格の概要をほとんど網羅。国家資格、公的資格、民間資格の資格の種類のほか、独立できる資格、情報処理の資格、福祉系の資格、地球を守る資格などの資格の分野で取りたい資格をすぐに見つけることができます。資格をとってライバルたちに差をつけよう!!現在掲載資格549種類!

ちなみに、私もこの制度を利用してDTPやWebの勉強をしています。今後の自分の進む道にとって本当に為になっていて、とてもおすすめです。

ハローワークに行けばパンフレットも配布されていますし、受験の方法なども職員の方が教えてくれますよ。

あとがき

今まで進んできた道を、一旦立ち止まったり、別の道へ進むもうとすることは、しんどいけど、とっても素敵なことであり、必要なこと。

ありきたりな言葉だけど、人生は一度きりなんです。自分を大事にして、自分が「素敵だな」「面白いな」という方向へ進んでいけるように、一緒に頑張っていきましょー。

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