ふりかえると、次への道が見えてくる
仕事も勉強も同じ
なんでもやりっぱなしは身についていかない。
でもとにかくやってれば違うだろうしなあ。と思っていた私ですが、たまたま見つけた「仕事を通じた学び方」を学ぶ本という本(ややこしい。)に載っていたこの図を見て、積み重ねの重要さを改めて痛感させられた今日このごろ。
これは、「仕事で1年1年積み重ねが出来ている人は、出来ていない人と比べて5年で3倍も仕事の力量の差が開いてしまう」ということをわかりやすくした図なのですが、「仕事」を「勉強」に、「年数」を「月数」に置き換えて考えた時、積み重ねられてない状態で試験に挑むことになってしまうという恐ろしさをぞぞぞっと感じました。
やだやだ、そんな恐ろしいことにはなりたくない。
とにかく、ひとつひとつ積み重ねていかねば、と思った私は、昔仕事で先輩に教えてもらったPDCAというものをふと思い出しました。
PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)という、仕事を円滑に進める手法のひとつなのですが、これって、
- 「P」計画をたてて
- 「D」実際に勉強して
- 「C」振り返りをして
- 「A」やり方等を見直す
お、まさに勉強して、振り返って、積み重ねていく素敵な方法。ん?この流れって、今使っているスタディプランナーじゃないか、とぴかーんとひらめいたわけです。
ただ、私が使っているスタディプランナーは主に日々の勉強の計画を立てることに使っていて、まとまった(例えば1週間とかの)振り返りをするには少し不便。
そこで、まとめ振り返りが出来るスタディログを作成し、併用していくことにしました。
使っていくうちに、振り返りと見直しを元に、より計画的に勉強のプランを立てられるようになってきていてその効果を実感しているので、今回はそんなスタディログの使い方をご紹介したいと思います。
1週間をまとめて振り返るスタディログ
基本的には、私が現在使っているオリジナルテンプレートのスタディプランナーに合わせてログを作成しています。プランナーと同じく、出来る限りシンプルな形にしました。
スタディログの使い方
では、書き込み方をひとつひとつ見ていきますね。
① 日付
振り返りの期間を記入します。1週間単位で振り返られるようにしています。
② 学習時間の記録
学習時間の記録をつけます。時間軸は、太い枠の1マスが20分(間の細い線は10分)なので、勉強した時間だけマス目を塗りつぶしていきます。スタディプランナーと同様、塗りつぶす色は、勉強するカテゴリーで色分けしたものを使います。
③④⑤ 復習や重点的に勉強したこと
この欄はスタディプランナーの「⑨ 復習したい内容」とリンクさせて使います。
③ カテゴリーを記入し、色で分けます。スタディープランナーと同じで、この色分けは必ず。②の学習時間の記録でこの色分けがいきてきます。
④ スタディプランナーの⑨に記入したことや、日々の勉強で追いきれなかった点、重点的に勉強したことを書き込みます。
⑤ それぞれの習熟度・達成度を○△✕などで表します。△や✕がついたものは次週再度勉強する等、次週スタディプランナーを作成する時に参考にします。
⑥ メモ欄
振り返ってみて気になった点や、ひとことメモを書いたり、自由に使えるスペースです。
⑦ 次週の目標
振り返ってみて設定した次週の目標を書き込みます。
⑧ 目標にしている資格試験日までの日数(週数)
目指している試験日までの日数を書き込みます。1週間単位で振り返るスタディログなので、個人的には週数で数えるようにしています。
テンプレートのダウンロード
もし使ってみたいなーという方がいれば、こちらから無料でダウンロード出来るようにしているのでどうぞー。
あとがき
日々の計画を立てるスタディプランナーと、1周間の振り返りをするスタディログ。
この2つを組み合わせて使ったら、効率よく積み重ね勉強が出来ますね。
もっとうまく組み合わせられるような気がしているので、使っていくうちに少しずつ改良も重ねていきたいと思います。
もう、ぞぞぞ、に襲われないように。
定期的に振り返って、次への道をずんずんと進んでいきます。
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