よわいところを見ることは、つよくなれる一番の近道。
なにから始めたらいいのか
どんな資格試験でも、「よし、資格とるぞ」と、決意したはいいものの、何から手をつけたらいいのかわからず途方に暮れることありますよね。
私が目指しているのは保育士の資格取得ですが、「試験は9科目合格して初めて実技試験に挑戦できる」という難題がどーんと襲ってきて、案の定、途方に暮れました。
でも、試験日は迫ってくるし、そんなことも言ってられない。
「とりあえずひとつのテキストをやり込むのがいい」という意見を目にして、テキストを広げてみたものの、覚えることの数が膨大すぎて、不安に襲われる。時間も限られているし。
もっとポイントを絞りたい。
もっと効率のいい方法はないもんだろうか。
ぐるぐると悩むわけです。
でもね、あるんです。効率のいい方法。
月並みな言葉だけど、
「弱いところを見つける」
というのが、試験勉強の第一歩であり、資格取得への近道。
今回は、保育士試験に使えるその方法をご紹介します。
自分の弱いところの見つけ方
まず何事も相手を知らなければ何も始まりません。まずは保育士試験のポイントをおさえましょう。
保育士試験には3つのポイントがあります。
- 各科目共通して合格ラインが決まっている
- 勉強しなくてもわかる問題も多い
- 保育所保育指針が最重要
この3つをおさえることで、保育士試験対策はぐっと楽になります。その上で、これから挙げる2つのことをすることで、自分の弱いところがはっきりくっきり見えてきますよ。
1. 要点が詰まっている過去問を利用する
どんな試験でも、試験対策の本では過去問を解くことがその勉強の集大成となっていることが多いです。ということは、その試験の要点が詰まっているのが過去問だということ。これを使わない手はないですよね。
2. 弱いところを「見える化」する
でも、ただただ解くだけじゃ何もなりません。自分の弱いところをしっかり見れるようにすることが重要です。
そこで、この表をつかって、自分の弱いところを見える形にしていきます。
使い方は、単純です。
- 過去問を解く
- 答え合わせをして正解した問を数える
- 正解した問数を表に書き込む
- 合格ラインに達していないところに色をつける
を各試験でとにかく繰り返します。
そうすると、こんなふうに、自分の弱い科目がひと目見てわかるようになります。
これで、どこから重点的に勉強すればいいかがわかります。
過去問題を解くことで実践的な練習にもなるし、いくつも解くことで「あ、これ前も見たかも」と試験の傾向が少しわかってくるようになるので、一石二鳥。
闇雲にしょっぱなからテキストを勉強するよりもずっとずっと効率がいいです。
あとがき
どんな試験も「必ず受かる!」みたいな魔法はないけど、「近道」なら自分で作れると思います。
今日紹介した方法もそのひとつ。
遠回りすると寄り道も多くなっちゃって「あれ私どこ行くんだっけ」と道を見失うことも多いけど、近道して目的地が見えてれば、足取りもるんるん軽くなりますよね。
さてさてー、近道ー近道ー。こつこつこつ。
コメント